こんにちは、おとましです!
自動車事故全体における追突事故の割合をご存知でしょうか?実は日本ではかなり高い割合を占めていて、全体の約3割になります。
皆さんも運転中に加害側・被害側の両方で、ヒヤリとしたことが多々あるのではないでしょうか。もちろん私もそのうちの一人です。
追突事故に遭うと、加害者も被害者も肉体的・精神的にお互い辛い思いをします。一般的に加害者は前方不注意、被害者は運が悪かっただけと思われると思いますが、私は追突事故は高い確率で避けることが可能であると考えます。
追突事故を世の中から少しでも減らしたい。そんな思いからこの記事を書きました。

この記事は以下のような方におすすめ!
- 追突事故に遭いそうになってヒヤリとした
- 実際事故に巻き込まれて、自分は何も悪くないのに辛い思いをした
- ながら運転を目の当たりにして恐怖を覚えた
追突されないための方法
急ブレーキを避ける

急ブレーキは後続車が追突する確率を高めます。
前走車のブレーキランプ点灯を確認してから後続車はブレーキを踏むので、前走車よりブレーキが遅れ、スピードや車間距離によっては追突してしまいます。
人によっては、前走車にかなり近づいてからブレーキ操作をする急ブレーキ傾向の人もおり、それだけで後続車の人が追突する確率が高くなります。
ブレーキはじわりとかけることを常に心がけましょう!
早めにブレーキランプを点灯させる

早めにブレーキを踏み、ブレーキランプを点灯させることで、後続車に注意を促し、ブレーキを早めにかけてもらうことができます。
ブレーキランプは後続車に向けて赤い光を発します。これを意図的に行うことで以下のメリットを得られます。
- 後続車に減速する意思を伝える
- 後続車の急ブレーキを防げる
- 後続車の一時的な前方不注意状態から再び前方確認するまでの時間を稼ぐことができる
ブレーキランプを有効活用し、後続車との車間距離をコントロールしましょう!
ルームミラーで後続車を確認する

ルームミラーは後続車の状況を確認できる、追突事故防止に最も有効なツールです。
- 後続車との車間距離を確認できる
- ブレーキをかけた時、後続車が減速しているか確認できる
- 後続車が追突してきた時、対処する為の時間を作れる
以上のように、ルームミラーを有効に使うことで、後続車の状況把握と、万が一の時に防御策を取ることができます。
追突された時の被害を最小限にする方法
前方にセーフスペースを取って停止する

後続車が追突してきたとしても、前走車との間にセーフスペースを取って停止することで、万が一追突された時でも被害を最小限にする行動を取ることができます。
画像の緑の車のように、前走車との間に最低限5メートル以上(普通車1台分)車間距離を取って停止するようにしましょう。
このセーフスペースがあることで、前走車に追突することも防げますし、万が一追突された時に、後述する衝撃を和らげるテクニックを使うことで被害を最小限に抑えることができます。
セーフスペースを作って停止することで、万が一の追突被害を最小限に抑えましょう。
追突されそうな時の対処方法

ルームミラーで後続車が速度を落とすことなく接近してきたら、ブレーキペダルから足を離し、体と頭をシートとヘッドレストに密着させ、衝突された時の衝撃を和らげます。
追突される時、自分の車が止まっていると、後続車の運動エネルギーを100%受けてしまい、体にもかなりの衝撃を受けます。
そのエネルギーを少しでも少なくする為、衝突する前に以下の順で衝撃を緩和します。
- 追突されることを確信したら、体をシートに、頭をヘッドレストに押しつけます
- 後続車が追突する直前にブレーキペダルを離します
- 前の車にぶつかる前にブレーキペダルを踏んで自車と後続車を止めます
シートに体と頭を押しつけることで、鞭打ちになるリスクを減らし、ブレーキペダルを離すことで衝撃を緩めましょう。
テクニックまとめ
これまで、追突されないための方法と追突された時の被害を最小限にする方法について書きてきました。項目は以下の通りです。
- 急ブレーキを避ける
- 早めにブレーキランプを点灯させる
- ルームミラーで後続車を確認する
- 前方にセーフスペースを取って停止する
- 追突された時は衝撃を吸収して被害を最小限にする
これらの方法が意図する目的は、全て後続車の動きをコントロールする事です。
まず、「後続車は自分で選ぶことはできないから、追突事故にあっても仕方ない」という意識を捨てましょう。
なぜなら、後続車のブレーキ操作は、かなりの部分で前走車によってコントロールすることができるからです。

ルームミラーとブレーキ操作を駆使し、後続車との車間距離を前走車のあなたが主導権を握ってコントロールする事で、かなりの確率で追突事故を防ぐ事ができます。
皆さんに実践していただく事で、少しでも追突事故が少なくなれば嬉しい限りです。
それでは、ご安全に!